子供の見守りを安く使いたいんだけど…
なので保護者がahamo(ドコモ以外)を使っている場合でも、子供だけドコモで「キッズケータイ」を契約して「安心ナビ」など見守り機能を使うことが可能なのでお勧めです↓
\ ドコモなら子供だけでもキッズケータイで見守りが使える /
保護者がドコモ以外でもイマドコサーチ使えます↓
ahamoでキッズケータイは使える?
ahamo(アハモ)と言えば2021年にスタートしたドコモの格安ブランドとして有名ですよね。
ahamoは月額2,970円(税込)で月容量20GBというコスパ抜群のワンプランで、スマホを結構使う若者を中心に人気があります。
「ahamoで子供の見守り用のキッズケータイを使えないか」と考える保護者の方も多いと思いますが、結論から述べるとahamoではキッズケータイは取り扱っておらず、ドコモのキッズケータイは使えません。
ahamoよりドコモでキッズケータイを使った方が俄然安い
別の方法として、他で購入したキッズケータイ本体にahamoのSIMカードを差して無理矢理ahamoで使うこと自体も可能ではあります。
ただ、前述したようにahamoの料金プランは月額2,970円の1プランのみなので、ほとんどギガを消費しないキッズケータイでこの料金プランは割高ですし勿体ないです。
そもそも2024年現在、キッズ携帯と呼ばれる子供向けの防犯端末はドコモ、au、ソフトバンクで以下の機種が発売されていますが、3キャリア共にキッズ携帯の月額料金は専用の料金プラン1,000円程度と比較的安いです。
通信会社 | キッズ携帯の機種名 | 見た目 |
ドコモ | キッズケータイ KY-41C ・2023年2月24日発売 ・定価:22,000円 製品ページ | |
キッズケータイ SH-03M ・2020年1月発売 ・定価:14,256円 製品ページ | ||
au | マモリーノ6 ・2023年2月発売 ・定価:22,000円 製品ページ | |
マモリーノ5 ・2019年2月発売 ・定価:11,000円 製品ページ | ||
Softbank | キッズフォン3 ・2023年1月発売 ・定価:20,880円 製品ページ | |
キッズフォン2 ・2020年1月発売 ・定価:18,000円 製品ページ |
なのでわざわざahamoでキッズケータイを使うよりも、素直にドコモ等でキッズケータイを契約するのが無難な選択と言えます。(ドコモのキッズケータイについてはページ後半で解説しています)
\ ahamoでキッズケータイ運用より素直にドコモ契約が無難かと /
親がahamoで子どもがドコモ(キッズケータイ)の場合は利用可能
反対に保護者が現在ahamo(アハモ)を使っている場合には、子供だけ単独でドコモでキッズケータイを契約する事は可能です。
現在ドコモで発売中のキッズケータイ専用の料金プラン「キッズケータイプラン3(KY-41C・SH-03M向け)」の公式ページにも以下のように「保護者がドコモ以外でも子供だけドコモでキッズケータイプランが契約可能」という旨が明記されていますね↓
探す方(保護者)がドコモ以外でもご利用になれます。
2021年まではドコモのキッズケータイ専用プランの契約には「保護者もドコモを契約していないと契約不可」というルールがありましたが、現在はキッズケータイは保護者の回線の制限などはありません。なので子供だけドコモでキッズケータイを契約可能となっています。
【過去と現在のキッズケータイのプランの契約条件】
過去のキッズケータイ専用料金プラン 「キッズケータイプラス」 |
現在のキッズケータイ専用料金プラン 「キッズケータイプラン3」 |
|
対象機種 | ・キッズケータイ F-03J ・キッズケータイ HW-01G ・キッズケータイ HW-01D ・キッズケータイ HW-02C ※現在受付終了のプラン |
・キッズケータイ KY-41C ・キッズケータイ SH-03M ※現在のプラン |
利用条件 | キッズケータイプラスはご利用者の方が12歳以下の場合に限りお申込みになれます。 また、カケホーダイプラン/データプランのご契約がある場合のみご契約可能で、単独でのご契約はできません。 参考:キッズケータイプラス |
探す方(保護者)がドコモ以外でもご利用になれます 参考:キッズケータイプラン |
なので、子供だけでもドコモに契約してキッズケータイを使う事ができるようになっていますのでご安心を。(保護者が大手3キャリア以外を利用時のキッズ携帯の契約に関する情報は以下ページでもまとめています↓)
保護者がahamoでもキッズケータイのGPS場所検索サービス「イマドコサーチ」は利用可能
またドコモのキッズケータイを持たせる最大の目的はやはり「子どもの安全の確認」でしょう。
ドコモではGPSを使った居場所確認サービス『イマドコサーチ』を月額220円で使う事ができますが、キッズケータイシリーズでは本体機能と併せてこの「イマドコサーチ」を使うことがほぼ必須といっていいでしょう。
ドコモの「イマドコサーチ」は申し込むことでキッズケータイの居場所をGPSで検知し、以下の便利な見守り機能を利用する事ができるようになります↓(ちなみにキッズケータイ以外のドコモ端末でも利用可能です)
【ドコモの「イマドコサーチ」で使える見守り機能】
いますぐ検索 (今いる場所を探す) |
子供の居場所をすぐに地図で確認できる機能 |
移動みまもり検索 (移動をみまもる) |
子供の移動経路を一定時間確認し続ける機能 |
スケジュール検索 (定期的に居場所を探す) |
あらかじめ設定した時刻に、自動的に検索を行い、居場所をメールでお知らせする機能 |
くりかえし検索 | 「いますぐ検索」で居場所の検索に失敗した後に、自動で一定時間くりかえし検索をし、居場所が確認できたタイミングで居場所をメールでお知らせする機能 |
エリア監視 | スケジュール検索の際に、子供がエリアの外にいるか中にいるかをメールでお知らせする機能 |
ちかくの事件情報 | 子供の居場所に合わせて周辺の事件情報を確認できる機能 |
検索履歴 | 過去の検索結果を最大100件(最長93日間)まで確認できる機能 |
ブザー検索・ワンタッチブザー検索 | 子供が危険を感じたとき、ブザーを鳴らすだけで居場所がメールで届く機能(キッズケータイ限定機能) |
ちょこっと通知検索 | 子供が周囲にわからないように自分の居場所をお母さんに送ることができる機能(キッズケータイ限定機能) |
電池アラーム通知検索 | 電池の残量が少なくなると自動的に検索を行い、居場所をメールでお知らせする機能(キッズケータイ限定機能) |
電源OFF検索 | キッズケータイの電源が切られると、自動的に検索を行い、居場所をメールでお知らせする機能(キッズケータイ限定機能) |
ちょい前かくにん | 子供の少し前の居場所を検索せずに確認することができる機能(キッズケータイ KY-41Cで使える限定機能) |
イマドコサーチの詳しい機能解説はドコモ公式ページの説明が分かりやすいので参考になると思います↓
実はこのイマドコサーチは、過去には保護者がドコモを契約していないと利用不可だったのですが、2023年12月13日からキッズケータイの料金プランである「キッズケータイプラン3」であれば、保護者がドコモ以外でもイマドコサーチを使う事ができるようになっています。
キッズケータイの居場所を確認するには保護者の回線でイマドコサーチのご契約が必要です。
キッズケータイプラン3でイマドコサーチのご契約ができるため、探す方(保護者)がドコモ以外でもご利用になれます。
なので、保護者がahamoを使っていても、子供単独でドコモでキッズケータイを購入&「キッズケータイプラン」を契約することもできますし、ahamoを使っている保護者がイマドコサーチでキッズケータイの居場所検索を使うことが出来ます。
またドコモ以外でイマドコサーチ利用時の居場所検索の結果はメッセージRや「comotto for Supporters」アプリで確認する事ができます。特にメッセージRを使うには「ドコモメール持ち運び」の契約が必要になるので、「comotto for Supporters」アプリから結果を確認するのが良いでしょう。
イマドコサーチの1回毎の検索料は2023年2月から無料に改善されている
また、2023年2月1日よりイマドコサーチの1回あたりの検索料も5.5円から無料に変更改善されています↓
「子どもの安全確認のためイマドコサーチを利用しているけれど、子どもの居場所を検索するたびに検索料がかかるのは困る」
「定額にするか、無料にしてほしい」
多くのお客さまの声にこたえるとともに、子どもたちのあんしん安全をいっそう進めるため、 2023年2月1日(水曜)より「イマドコサーチ」の検索料(1回あたり5.5円(税込))を無料にしました。
いますぐ検索・移動みまもり検索でだけでなく、メッセージRを受信するスケジュール検索・ブザー検索・ちょこっと通知検索なども含めたすべての検索が対象です。
検索1回毎に料金が掛からなくなったのは地味ながら使う側としてはありがたい改善と言えますね。
保護者がahamo(ドコモ以外)でもキッズケータイとの無料通話は可能?
居場所確認と併せて「ahamoを利用している親でも、キッズケータイと無料通話が可能か」という疑問は多くの保護者が気になるところだと思います。
アハモとドコモは同じドコモグループではありますが、ドコモの家族間無料通話を使うには「同一家族グループへの加入同士」が条件となっている以上、ドコモとアハモでは無料通話は有りません。
保護者(ahamo)側から子供(ドコモのキッズケータイ)へ発信した場合:
ahamoの料金プランには標準で5分までかけ放題が付いているので、ドコモのキッズケータイ(子供)へ発信した場合には最初の5分間は通話料金は掛かりません。(5分超過後は22円/30秒と通話料が高いので、一度切って掛けなおす等が有効)
子供(ドコモのキッズケータイ)側から保護者(ahamo)へ発信した場合:
反対にドコモでキッズケータイを使っている子供側からahamoの保護者へ発信した場合には、家族間通話はなく22円/30秒という割高な通話料金が掛かってしまいます。
キッズケータイKY-41C以降なら「+メッセージ」で家族間無料通話が可能
ただし2023年発売の「キッズケータイ KY-41C」からは「+メッセージ」と呼ばれる家族間でLINEのように使える連絡サービスが搭載されています。
保護者のスマホに「+メッセージ」アプリをインストールすることで、子供のキッズケータイとLINEのようにメッセージや無料通話が可能になるので、通話料の問題は「+メッセージ」で解決します。
参考:
「+メッセージ」App Store(iOS)
「+メッセージ」GooglePlay(Android)
親がahamoでもドコモの「子育て応援プログラム」が利用可能に
ドコモでは2023年3月1日から、中学生以下の子どものいる家族を応援する『子育て応援プログラム』を実施しています。
このプログラムは申込が必要ですが無料で加入でき、ドコモの対象プランを契約している15歳以下かつ中学生以下の子どもを対象として以下の特典を付与するプログラムを実施しています↓
- 特典➀:毎年子どもの誕生月に1,000 dポイントをプレゼント(15歳まで毎年)
- 特典➁:ドコモの「dフォト(プリントサービス機能)」「dキッズ」「クラウド容量オプション プラス50GB」「dヘルスケア」が最大3か月間無料
- 特典➂:街やネットのお店で使えるデジタルクーポンが貰える
- 特典➃:家族で楽しめる商品やイベントの招待チケット等の抽選
(親子にうれしい賞品や特典が当たる)
この子育て応援プログラムは子供&保護者側がドコモの指定プランを契約していれば申込するだけで無料で使えるお手軽なキャンペーンなのですが、2023年3月1日のサービス改定により、現在はahamoユーザーもこのプログラムを利用できるようになりました。
Q.comotto 子育て応援プログラムは適用できますか?
A.ご利用いただけます。
またドコモからahamoへプラン変更した場合、自動で引継ぎとなります。
ドコモでキッズケータイを使う場合の月額料金
続いてドコモでキッズケータイを使う場合の料金についても詳しく解説していきます。
保護者がahamo(アハモ)でもドコモでも関係なく、子供がドコモでキッズケータイ(KY-41C)を使う場合にかかる料金は、主に以下の4つの合算になります↓
- 「キッズケータイ KY-41C」の本体価格:22,000円(税込)
- 毎月の料金プラン「キッズケータイプラン(Xi)」:月額550円
- イマドコサーチ利用料:月額220円(検索する側)
- 発信側の通話料は22円/30秒 (ドコモ同士の場合は無料)
具体的にはSMS送信料なども細かく発生するので、以下に「キッズケータイ KY-41Cでかかる月額料金の内訳(目安)」をシミュレーションしてみました↓
【キッズケータイ KY-41C利用時にかかる月額料金の内訳(目安)】
キッズケータイ KY-41C本体代金 | ・一括時:22,000円 ・12回分割時:1,833 円/月 ・24回分割時:916 円/月 ・36回分割時:611 円/月 |
KY-41C専用料金プラン: 「キッズケータイプラン(Xi)」 ※キッズケータイプラン3とも記載される |
550 円/月 |
ドコモのGPS居場所確認サービス「イマドコサーチ」 | 220 円/月 |
通話料 | ・ドコモの家族同士の通話無料 ・ドコモ以外の相手への発信:30秒あたり22円 |
SMS送信料 | ・国内SMS:1回あたり3.3円~(受信 無料) ・国際SMS:1回あたり50円~(受信 無料) |
(合計月額目安) | 1~36か月目:月額1,381円 36か月目~:月額770円 |
※全部税込表記
「キッズケータイKY-41C」の専用プランである「キッズケータイプラン(Xi)」の料金自体はKY-41C専用プランとなっており月額550円とかなりリーズナブルですが、やはりキッズケータイ KY-41Cの本体定価が22,000円と中々値が張ります。
現在ドコモでは1つ前のモデルの『キッズケータイ SH-03M』も本体価格14,256円で販売しているので、もしキッズケータイの本体価格が気になるのなら見守り機能などでは充分なので選択肢に入ると思います。
ドコモで販売している「キッズケータイ KY-41C」や「キッズケータイ SH-03M」に関しては以下のページで機能や料金、注意点などを細かく解説しているので是非参考にしてみて下さい↓
ドコモのキッズケータイは何歳まで使える?⇒「キッズケータイプラン」は12歳以下なら申込可能&契約後に超えてもOK
またドコモのキッズケータイを契約する際に注意点があり、キッズケータイの本体は特に制限なく購入することができるのですが、料金プラン「キッズケータイプラン」は”申込時に12歳以下”という年齢制限がある点にはご注意を。
ご利用者が12歳以下の場合に限り、お申込みになれます(お申込みは12歳以下のお客さま1人につき1回線に限ります)。
なお、お申込み後にご利用者の年齢が12歳を超えた場合でも継続してご利用になれます。
基本的には「キッズケータイプラン」は小学生を対象とした料金プランという事で、13歳以上の子供には契約できないプランとなっています。(契約後であれば13歳以上になっても問題なく継続利用可能)
とは言え現在「中学生以上の子どもにキッズケータイを持たせる」というケースはかなり稀なので、あまり気にする必要はなさそうですが。
子供のahamoでのスマホデビューは相当アリ!
もし子供が中学生や高校生以降の年齢で一般向けのスマホを使うケースであれば、ahamo(アハモ)は料金的にもギガ容量的にもかなりお勧めできます。
中高生とahamo(アハモ)の相性の良さについては以下のページで詳しく解説していますが、「学割有りのドコモ」と比べても「学割のないahamo」の方が安いという結論になっています。
そもそもahamoは元々の料金が安い上に、ギガ消費の多い中高生以上にとって月20GBは丁度いいプランになっています。
ahamo側も頻繁に色々なキャンペーンを開催しており、例えばAmazonギフト券や任天堂Switchが当たる「じゃんじゃんもらえちゃうキャンペーン」や、エントリー&申込でdポイントが貰える「にじさんじコラボキャンペーン」等のVtuberコラボキャンペーンなど、若者向けのキャンペーンに力を入れているのが分かります。
時期によってキャンペーンも特典も様々なバリエーションがありますが、「5,000円分のdポイント」など無視できない規模の特典もあるので現在実施中のキャンペーンをアハモ公式ページで確認してみて下さい↓
15歳以下でスマホを使うなら「U15はじめてスマホプラン」も結構安くてお勧め
ちなみにドコモ側も15歳以下限定で使える「U15はじめてスマホプラン」を打ち出しており、以下のようにかなり安いです。
【U15はじめてスマホプランで選べる2種類のプラン】
U15はじめてスマホプラン2種類 | 月額プラン料金 | 月容量(ギガ) |
はじめてスマホプラン(5GB) | 1,815円/月 | 5GB/月 +5分までかけ放題付 |
はじめてスマホプラン(10GB) | 2,695円/月 | 10GB/月 +5分までかけ放題付 |
ahamoの料金プランと比べると月のギガ容量が5GBと10GBの2種類となっており、子供がスマホをそこまで使わない場合にはドコモで「U15はじめてスマホプラン」の方が安くなる可能性があるのでお勧めです。
ちなみに「15歳以下」なのは申込時点での条件となっており、一度この料金プランを契約した後に16歳になっても問題なく使い続けられるので安心してください。
Q.U15はじめてスマホプランは、16歳の誕生日を迎えた後も継続して利用できますか?
A.継続してご利用になれます。
なお、18歳までの間はずっとデータ量5GB・10GB/月までご利用になれ、満19歳を迎えた場合、翌月以降の利用可能データ量は1GB・2GB/月に変更となります。
また、U15ポイント特典は、16歳以降も最大12か月継続されます。
\ 15歳以下で5GB/10GBで十分ならドコモのはじめてスマホプランも◎ /
学生がドコモでスマホを使うケースに関しては、以下のページでお勧めの機種や使える割引、料金シミュレーションなどをまとめて解説しているので是非参考にしてみて下さい↓