「家族間の無料通話が使えず22円/30秒の通話料金が発生する」
「GPS居場所検索サービスが使えない」
等のデメリットがある事も。
auのキッズ携帯「マモリーノ5」「マモリーノ6」
ドコモの「キッズケータイ KY-41C」「キッズケータイ SM-03M」(2023年12月より可能に)
なら、保護者と違うキャリアでも「イマドコサーチ」や「安心ナビ」でGPS居場所検索が可能となっています。
現在保護者がドコモ、au、Softbank、ワイモバイル以外を契約している場合でも、子供だけドコモの「キッズケータイ」か、auの「マモリーノ」なら問題なく契約も見守りも可能なのでお勧めですよ↓(どちらも「+メッセージ」搭載で無料通話も可能)
\ 保護者がキャリア以外でも使えるキッズ携帯♪ /
\ 保護者がキャリア以外でも使えるキッズ携帯♪ /
現在キッズ携帯はドコモ、au、Softbankで販売:子供の単独契約も可能だが注意点も
子供の見守り端末の定番と言えば、保護者との家族間通話やGPS機能で居場所確認、防犯ブザーなどが使える「キッズ携帯」でしょう。
キッズ携帯は現在、ドコモauソフトバンクの3社が以下の機種を販売しています↓
通信会社 | キッズ携帯の機種名 | 見た目 |
ドコモ | キッズケータイ KY-41C ・2023年2月24日発売 ・定価:22,000円 製品ページ | |
キッズケータイ SH-03M ・2020年1月発売 ・定価:14,256円 製品ページ | ||
au | マモリーノ6 ・2023年2月発売 ・定価:22,000円 製品ページ | |
マモリーノ5 ・2019年2月発売 ・定価:11,000円 製品ページ | ||
Softbank | キッズフォン3 ・2023年1月発売 ・定価:20,880円 製品ページ | |
キッズフォン2 ・2020年1月発売 ・定価:18,000円 製品ページ |
これら大手3キャリア(ドコモ、au、Softbank)のキッズ携帯は、キャリアで契約して購入すれば使うことが出来るのですが、保護者が3キャリア以外を使っている場合、キッズ携帯で使える機能等が制限される場合があります。
順番に解説していきます↓
保護者がドコモ、au、Softbank(ワイモバイル)を契約の場合:同キャリアでキッズ携帯の契約でOK
まず「保護者が大手3キャリアを契約している場合」ですが、保護者と同じキャリアで子供のキッズ携帯を契約すれば問題なしです。
保護者が契約しているキャリア | (子供)キッズ携帯機種&お勧め契約先 |
保護者:ドコモの場合 | 子供:ドコモで「キッズケータイ」 ・イマドコサーチ:〇 ・家族間無料通話:〇 |
保護者:auの場合 | 子供:auで「マモリーノ」 ・安心ナビ:〇 ・居場所通知:〇 ・家族間無料通話:〇 |
保護者:Softbankの場合 | 子供:Softbankで「キッズフォン」 ・位置ナビ:〇 ・家族間無料通話:〇 |
キッズ携帯は親子で同キャリアで契約している場合には「家族間無料通話」やGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ」「安心ナビ」「位置ナビ」を制限なく使うことが可能です。(当たり前ですが)
各社のキッズ携帯の機能や料金・注意点はどの詳細はそれぞれ別ページで解説しているので、保護者がドコモやau、ソフトバンクを契約している場合は、同キャリアのキッズ携帯を契約すれば問題ありません。
【補足】保護者がワイモバイルの場合でも子供だけソフトバンクのキッズフォンでも「位置ナビ」が使える
また、保護者がワイモバイルの場合には、同じソフトバンクグループという事で子供がソフトバンクでキッズフォン3を単独契約していてもGPS居場所検索サービス「位置ナビ」を使う事が例外的にできます。
ソフトバンクの「キッズフォン3」などの対応機種※6が、ワイモバイルのスマホ(携帯電話含む)から位置ナビで情報を検索できます。
ワイモバイルをご利用中のお客さまも、お子さまがソフトバンクの「キッズフォン3」をご利用中であれば、いつでもお子さまの居場所をご確認いただけるので安心です。
※6 位置ナビの詳細・対応機種は以下よりご確認ください
ソフトバンクのお客さま
ワイモバイルのお客さま
ワイモバイルの公式ページもソフトバンクのサービスである「位置ナビ」に関するページがしっかりと存在し、ソフトバンクの「キッズフォン」でも利用できる事が確認できます↓
保護者が大手3キャリア+Y!以外の場合:キャリア単独契約は可能だがGPS居場所検索や無料通話不可
問題は保護者が大手3キャリア以外を契約している場合です。
最近では格安SIMも普及してきましたし、「楽天モバイル」「ワイモバイル」「UQモバイル」、キャリア発格安ブランドの「ahamo」「povo」「LINEMO」など多くの高品質&低価格のサービスで溢れており、大手3キャリア以外でスマホを使っている保護者の方も多いと思います。
ただ、保護者がドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル以外の場合、子供だけドコモ、au、ソフトバンクでキッズ携帯を契約(キッズ携帯の単独契約)することは可能なのですが、保護者が同キャリアを使っていないとキッズ携帯のGPS居場所検索サービスが使えなかったり、家族間無料通話ができなかったりというデメリットがあります↓
【キッズ携帯の単独契約可否とデメリット】
サービス内容 | 子供だけドコモ 「キッズケータイ」 |
子供だけau 「mamorino」 |
子供だけSoftbank 「キッズフォン」 |
キッズ携帯の単独契約 | 〇(キッズ携帯単独の回線契約は可能) | ||
GPS居場所確認サービス /単独契約時の利用可否 |
『イマドコサーチ』 〇 (2023/12/13~親がドコモ以外でも利用可に) |
『安心ナビ』 × (単独での利用不可) ※ただし『居場所通知』は単独でも利用可 |
『位置ナビ』 × (単独での利用不可) ※保護者がワイモバイルなら利用可能 |
家族間無料通話 | △ (22円/30秒の通常の通話料金) ※ドコモ「キッズケータイKY-41C」とau「mamorino6」に搭載の「+メッセージ」で無料通話は可 |
なので、保護者がドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル以外の通信会社を使っている場合には、子供のキッズ携帯を契約しても「居場所検索ができない」「無料通話ができない(通話料金が発信側に22円/30秒)かかる」という連絡用端末になってしまいます。
知らなかった
なので現在は、auとソフトバンクの居場所検索サービス「安心ナビ」「位置ナビ」は親子共に同キャリアを契約していることが利用条件になっているので、子供だけ契約していても使えないんです(ドコモの「イマドコサーチ」以外)
保護者がドコモauSoftbank以外の選択肢⇒ドコモは2023年12月13日より保護者がドコモ以外でも子供のキッズケータイへ「イマドコサーチ」が利用可に
という事で、保護者がキャリア以外を契約している場合は、
「家族間無料通話がないので通話料金が割高22円/30秒」
「キャリアのGPS居場所検索サービス「安心ナビ(au)」「位置ナビ(Softbank)」が使えない」
とキッズ携帯の主要機能が制限されるデメリットがあります。
が、この面倒な状況が2023年に改善され、ドコモだけは2023年12月13日より探す方(保護者側)がドコモ以外でも「イマドコサーチ」を利用できるように条件が変更されました。
参考:探される方のドコモ回線でイマドコサーチを利用する方法(ドコモ公式サポート)
これによって今まで親子で同キャリア契約が前提だったキッズ携帯の居場所確認機能が完全に自由になりました。
なので、もし保護者がドコモや、au、ソフトバンク以外を契約している場合には、子供だけドコモで「キッズケータイ」を単独契約してもドコモのGPS居場所検索サービス「イマドコサーチ」が利用可能なので、キッズ携帯の機能を十分に使える唯一の選択肢なのでお勧めです↓
\ 保護者がドコモでもドコモ以外でもこっち↓ /
家族間無料通話は「キッズケータイ KY-41C」から搭載の「+メッセージ」の無料通話で代替可能
また親子が別キャリアの場合、前述の通り「家族間無料通話」はできませんが、2023年発売の「キッズケータイ KY-41C」から搭載された「+メッセージ」アプリによって別キャリアでもLINEのようにデータ通信を介した無料通話やトークが可能になっています。
キャリアが別同士での通話は通常、発信側に22円/30秒という割高な通信料金が発生してしまいますが、この「+メッセージ」はLINE無料通話のようにデータ通信を介した通話なので通話料金がかからないと言う訳です。
仕様上LINEが使えないキッズ携帯でも、2023年以降に発売されたドコモの「キッズケータイ KY-41C」やauの「マモリーノ6」から搭載された「+メッセージ」機能があれば、保護者のスマホに「+メッセージ」アプリをインストールするだけで家族間で無料通話が可能なので嬉しい改善点ですね。
保護者がドコモauSoftbank以外の選択肢➁:auのマモリーノなら「居場所通知」が使える
また、auのマモリーノを子供単独契約の場合でも「安心ナビ」は使えませんが、「居場所通知」という簡易的なGPS居場所検索機能であれば保護者がau以外でも使うことができます。
auで現在販売中のキッズ携帯「マモリーノ6」や「マモリーノ5」であれば、保護者がどの通信会社を使っていても「居場所通知」で簡易的に居場所の確認をすることが出来ます。(安心ナビが使えない代わりに)
【mamorino5】位置情報を確認する(保護者)
また確認のためauサポートにも問い合わせてみましたが、保護者がau以外でも「安心ナビ」は使えないけど「居場所通知」「居場所連続通知」の機能は使えるという回答でした↓
しかしながら、居場所通知であれば、親御さまがauのご契約でなくてもご利用いただけますので、ご安心くださいませ。
参考:【mamorino5】居場所通知・連続居場所通知の操作方法が知りたい
保護者がau以外&子供auでマモリーノ単独契約のデメリット
ただし、auの「居場所検索」や「連続居場所検索」は保護者がau以外を契約していても子供のマモリーノの居場所を確認することはできますが、SMSショートメッセージ機能を使うので通常1通3.3円の料金が発生する点は留意を。
また同キャリアでもないのでマモリーノ⇔保護者のスマホで電話をすると、発信した側に22円/30秒の通話料金が発生する点もデメリットとして残ります。
ただ、家族間無料通話に関しては、マモリーノはLINEアプリも導入できないので外の無料通話サービスも使えませんが、「マモリーノ6」であれば「+メッセージ」機能が搭載されているので、LINEのように親子で無料通話が可能です。
参考:「+メッセージ」au公式
保護者がキャリア以外で子供がキッズ携帯を単独契約のまとめ
という事で、ここまでの情報をまとめると、保護者の使っている通信会社に応じて以下の表のように子供のキッズ携帯を契約するのがお勧めです↓
【保護者の通信会社と子供のキッズ携帯のお勧め契約先&使える機能一覧表】
保護者の通信会社 | 子供のキッズ携帯お勧め選択肢 | 機能等の利用可否 |
親がドコモを契約中: | ドコモで「キッズケータイ」 | ・イマドコサーチ:〇 ・家族間無料通話:〇 |
親がauを契約中: | auで「マモリーノ」 | ・安心ナビ:〇 ・居場所通知:〇 ・家族間無料通話:〇 |
親がSoftbankを契約中: | Softbankで「キッズフォン」 | ・位置ナビ:〇 ・家族間無料通話:〇 |
親がY!mobileを契約中: | Softbankで「キッズフォン」 | ・位置ナビ:〇 ・家族間無料通話:× |
親が上記以外を契約中: | ドコモで「キッズケータイ」 (※特にキッズケータイ KY-41Cを推奨) |
・イマドコサーチ:〇 ・家族間無料通話:× (キッズケータイ KY-41Cから搭載の「+メッセージ」なら無料通話〇) |
特にタイトルにもなっている「保護者が3大手キャリアやワイモバイル以外の通信会社を使っている」場合には、子供がドコモで「キッズケータイ KY-41C」を単独契約することで、
- 保護者がドコモ以外でも「イマドコサーチ」機能で居場所検索可能(2023.12.13~)
- 「+メッセージ」機能で家族間無料通話が可能
と通常とそん色なく使えるのでお勧めです🎵
注意点としては2023年発売の「キッズケータイ KY-41C」以前のモデルだと「+メッセージ」機能が搭載されていないので家族間無料通話が不可なのでKY-41C推奨です。
\ 保護者が3キャリア以外でも使えるキッズ携帯♪ /
他に保護者がドコモ、au、Softbank、ワイモバイル以外を使っている場合のキッズ携帯の選択肢は以下の通りです↓
- auのマモリーノ6
- SIMフリーのキッズ携帯(Hmiac POCKETやマイファーストフォン)
- キッズスマホを持つ
- 使っていないスマホを見守りケータイ化する
- △メルカリ等でキッズ携帯を購入 ⇒ 格安SIMに持ちこんで使う(試した上でお勧めできない)
上記の選択肢についてはそれぞれ別ページで詳しく解説しているので、auのマモリーノ以外を検討したい保護者の方は参考にしてみて下さい↓