「トーンファミリー」と呼ばれる子供のスマホの管理制限機能や、月額1,100円という料金の安さがあり、「安全」と「安さ」を両立しているのが最大の特長です。
今回はトーンモバイルが子供にお勧めな理由を詳しく解説していきます🎵
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月1,100円でスマホ依存症対策できる子供向け格安SIM『トーンモバイル』↓
トーンモバイルが子供に向いている3つの大きな理由
最近では学生のスマホ所有率も過去最高に高く”小中学生でもスマホは当たり前”の時代です。
ただ、それと並行して子供のスマホ利用時間も過去最高となっており、子供とスマホ依存症は切っても切れない関係となっています。
そんな時代だからこそ保護側での子供のスマホの管理・制限が重要度が増しており、子供向けのスマホ・キッズスマホに定評のある『トーンモバイル (ドコモ回線の格安SIM)』を検討する家庭も多いです。
トーンモバイルは直近では全国のドコモショップで「エコノミーMVNO」として販売していたり、カメラのキタムラでも取り扱っているなど話題になっている格安SIMですが、子供向けとして向いている理由は以下が挙げられます↓
➁ ずっと変わらない低価格:月額プラン料金1,100円に必要な分だけギガを買う形式で無駄がない
➂ 通信速度が遅いが故に、子供のスマホ依存症を防止できる
トーンモバイルが子供に向いている理由を順番に解説していきます↓
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子供向け格安SIM「トーンモバイル」からスマホ依存症対策できる小中学生向け格安SIMが登場↓
➀ トーンモバイルの子供向け管理制限機能の真骨頂「トーンファミリー」が優秀
トーンモバイルは子供向けの格安SIMとして定評がありますが、その真骨頂が「TONEファミリー」というシステムによる子供のスマホの制限・管理機能でしょう。
トーンモバイルの「トーンファミリー」オプションでは保護者と子供のスマホを管理・制限するためのプラットフォームになっており、これを使って以下のような「見守り機能」や「制限機能」を子供のスマホに設定することができます↓
アプリ毎の利用制限(各アプリの利用時間を制限)
App Storeのアプリの年齢対象のレーティングに合わせて制限
有害なサイトへのアクセス・表示をブロック(ブラックリスト)
保護者側で許可したサイトだけをアクセス・表示(ホワイトリスト)
安全ではない着信時に警告する「あんしん電話」
TONE AIが自動で子供のスマホ利用をレポート
「TONEカメラ」で自画撮り被害を防止
スマホ全体/アプリ単位での利用時間制限でスマホ依存を予防(iPhoneでは一部アプリが利用制限の対象)
更にここ数年で被害件数が増加している「自撮り被害」を自動ブロックして防止する「TONEカメラ」も最新機種に搭載されています↓
見守りスマホとして専用開発されたAndroid「TONE e22」で、一般スマホ ⇔ 見守りスマホを保護者が自由にカスタマイズ可能
追記:
2024年2月で以下で解説しているトーンモバイルのスマホ「TONE e22」は完売&販売終了しており、現在はiPhoneやAndroidに差すだけで高性能フィルタリング「TONEファミリー」が使えるSIMカードが登場し、専用端末を買わずに使えるようになりました🎵
特にトーンモバイルが専用開発しているトーンスマホ(最新機種は2022年7月発売の「TONE e22」)が「見守りスマホ」としても定評があります↓
「TONE e22」などのトーンスマホはベースがAndroidなので、一般のAndroid機種としてLINEなどのアプリをインストールしたりもできますし、ここに保護者側で自由にアプリや利用時間などをカスタマイズすることができるので、学年に合わせて・子供に合わせてスマホに制限設定が可能です。
【TONE e22のスペック詳細】
機種名称: | 「TONE e22」 |
OS: | Android 11.0 |
本体サイズ: | 164.7 × 76.5 × 8.9mm |
重さ: | 約191g |
ディスプレイ: | 6.67インチ FHD+(2400×1080) |
カメラ | アウトカメラ:4,800万画素+広角800万画素+深度200万画素 インカメラ:1,300万画素 |
CPU: | MediaTek Dimensity 700 |
メモリ: | 6 GB |
ストレージ: | 128GB |
SDカード: | SDXC A1 対応 最大512GB |
バッテリー容量: | 定格 4,000mAh |
SIM | nano SIM |
同梱物: | ・SIM ピン/ ・置くだけサポート(箱) |
対応規格: | Wi-Fi (b,g,n,ac) / Bluetooth(5.2) / GPS / テザリング |
なので「学年が上がったら制限を緩くする」「スマホはまだ早いけど最低限の機能だけにしてキッズ携帯の代わりに見守り端末として持たせる」「上の子が別スマホに機種変更なので、制限を追加して下の子に持たせる」「子供が使わなくなったので制限をなくして両親に渡す」など色々と応用ができます。
右肩上がりで子供はスマホ依存症に⇒スマホ制限や親子ルールの重要性は増すばかり
別のページでも解説している通り、ここ数年で子どものスマホ利用時間が右肩上がりで上昇しており、2023年時点では小中高校生共に過去最長のスマホ利用時間となっています↓
スマホは”いつでもどこでも何でもできる万能端末”である反面、自制心の弱い子供(大人もですが)が完全に制限なく使えてしまえばスマホ依存症に陥るのは必然です。
実際に最近では「YouTube中毒」「歩きスマホ」なども話題に上がるくらい、大人も子供も関係なくスマホ依存状態になっています。
そんな時代だからこそトーンモバイルのような”「制限」で敢えて不便を追加する”ことのニーズが増し評価されてきているのでしょう。
➁ ずっと変わらない低価格:月額プラン料金1,100円に必要な分だけギガを買う形式で無駄がない
トーンモバイルの代名詞「子供の見守り・制限機能」に次いでの強みは、ずっと変わらない月額1,100円という低価格でしょう。
一般的なスマホ会社の料金プランと言えば「月額〇円で月容量△GB」のような形ですが、トーンモバイルは「最低限の通信速度が月額1,100円 + 動画やアプリダウンロードなどに必要な分だけを追加購入する」という珍しい料金プランになっています。
動画視聴やアプリ等のダウンロードなど高速通信が必要な分だけギガを購入し、それ以外は中速無制限の基本プランで使うので、必要最低限の料金しかかからず無駄なギガ数を払う無駄がありません。
最近だとpovo2.0が基本無料+完全トッピング制に変更されたので、それと一般的な料金プランの中間のような感じでしょうか。
また2022年8月10日より月額1,100円のプラン内で月1回だけ1GB分の動画チケットを無料で追加可能になっています↓
実際にトーンモバイルを利用している小中学生の平均の月の「動画チケット」の購入枚数は以下の通り1~2枚程度なので、それを含めてもそこまでスマホ代が膨らむことも少なそうです。
動画チケットは最大月10回まで追加することができますが、それ以上ギガを使う場合にはWiFiに接続したり他の大容量プランのあるスマホ会社を検討した方がいいでしょう。
トーンモバイルで子供(小中学生)が使う場合の料金例をシミュレーション
実際にトーンモバイルでiPhoneやAndroidスマホに差せば使える「TONE for iPhone」や「TONE for Android」を契約し、豊富な見守り機能が使える「TONEファミリー」オプションに加入&動画チケットを月1枚購入した場合の月額料金は以下の内訳になります↓
基本プラン料金(中速無制限) | 1,100 円/月 |
「TONEファミリー」オプション | 308 円/月 |
「動画チケット1GB」を月1枚購入 (+無料で毎月1GB分有) |
330 円/1GB |
(合計月額) | 月額1,738円 |
(3年間の合計支出) | 62,568円 |
最新iPhoneシリーズの本体価格が12万円~と高騰している中、手元の余ったiPhoneやAndroidに差せば見守りスマホが作れるのはスマホ代が浮いてかなり家計に優しいです。
前述の通り基本料金1,100円のプランは「中速無制限」なので、動画視聴やアプリダウンロード以外は無制限で使えますし、動画やゲームをしたい場合は1GB単位で「動画チケット」を購入する形なのでWiFiにでも繋がない限りはYouTube中毒になることもないでしょう。
特に最近では格安SIMやキャリアの新ブランド、楽天モバイルなど安いスマホ料金プランが各社出揃っており、2022年後半時点で子供のスマホ代も「月3,000円未満」が増加しているという調査結果も出ています↓
情報源:子どものスマホの利用料金3000円未満が増加 (NTTドコモ モバイル社会研究所)
トーンモバイルはスマホの本体代込みでもその平均よりも更に安く、低価格な部類に入るのも特長の1つです。
➂ 通信速度が遅いが故に、子供のスマホ依存症を防止できる
トーンモバイルが子供に向いている3つ目の理由は、2つ目の「動画チケット」の延長でもありますが、動画やアプリ、ゲームなど大きなデータ通信を動画チケット以外で行えないことが、逆に子供のスマホ依存症を防止できるという点です。
他のページでも解説していますが、トーンモバイルは低価格&無制限で使える分、他の格安SIMに比べても通信速度が遅いというデメリットがあります。
実際に東京都内でトーンモバイル使っていてもお昼休みや夕ご飯の時間帯には通信速度がかなり遅くなることも度々あり、ドコモやau、ソフトバンクなど高速通信に慣れていると読み込みの遅さがストレスになることもあります。(以下は2023年にトーンモバイルの速度を実測した結果です↓)
混雑時間帯だと画像の多いページやインスタの表示にも時間がかかり、ネットサーフィンは諦めることもしばしば。
逆に混雑する時間帯以外はそこまでストレスなく使うことができますが、月額1,100円の「”中速”無制限」という事なので価格相応と言えるかもしれません。
YouTubeやアプリダウンロードなど大きなデータ通信は「動画チケット」か「WiFi接続」を推奨
更にトーンモバイルは日によってはYouTubeやアプリダウンロードなどデータ通信量が大きくなるものには制限をかけることがあり、日や時間によってはYouTubeを開いても読み込みすらできない事もあります。
トーンモバイル公式ページでも「”動画以外”データ無制限」と記載されており、よくある質問ページにも以下のようにYouTubeを視聴するには動画チケットを使うことを前提としているのが分かります↓
Q.YouTubeなどの動画は再生できますか?
A.動画チケット購入、またはWi-Fi環境下で再生可能です。
動画の視聴にはWi-Fi接続、もしくは「動画チケット」のご購入が必要です。
通信速度は通信時の回線混雑状況や通信環境による最大速度となります。株式会社NTTドコモの回線を利用 しておりますが、同社が提供する通信サービスと同等の通信速度を保証するものではありません。ファイル交換(P2P)アプリケーション等、帯域を継続的かつ大量に占有する通信手段を用いて行われるデータ通信について、速度や通信量を制限することがございます。
常時トーンモバイル側が制限しているわけではないですが、連休など多くの人が同時にスマホを使うような日や時間帯には制限されることもあり、制限時には「動画チケット」を使わない限り動画も見れないですし、混雑時間帯にはネットサーフィンも時間がかかり結構不便です。
通信速度が”中速”なせいで”不便”なのですが、前述の通り子供のスマホ利用時間は右肩上がりで増すばかり。
そして子供のスマホでの利用内容で圧倒的に多いのが「動画」と「ゲーム」ですが、これらは中速無制限ではほとんど使えないです。
つまり、トーンモバイルは「動画チケット」を使わないと動画やゲームはほぼできず、その「動画チケット」は保護者側で管理・購入することで1GB単位で可能になるんです。(リクエスト制にもできる)
これが何を意味するのかというと、子供がスマホで動画やゲームをするために必要な「動画チケット」は、保護者側が管理・調整することができる=子供は無限に視聴する・遊ぶことができないようになっているんです。
この「中速無制限」と「動画チケット制」によって、子供のスマホ依存・YouTube中毒が防止できる仕組みなっています。
大人でもスマホ中毒になっている人が多いのに、自制心の弱い子供に自力で「YouTube中毒」「スマホ中毒」から脱却するのは難しいですから、そこは保護者と仕組みでペアレンタルコントロールしてあげる必要があります。
「動画やゲームくらい子供に好きなだけ使わせてあげたい」という方針の家庭には全く向いていない
反対に「子供に動画やゲームくらい好きなだけ使わせてあげたい」という方針の家庭には、トーンモバイルは完全に逆方向の格安SIMなので全くお勧めできません。
高速通信で大容量・無制限で使えて安いスマホ会社を選ぶなら以下の通信会社が料金的にもバランスがとれていてお勧めです。
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